本日は某コンクールの全国大会❗️
小学生女子の部57名の審査をしてきました⭐️
さすがに丸一日何十曲と聴くと疲れますね😅
審査の基準はフィギュアスケートのように細かく項目分けされている訳ではないので、どこを重要視するのか、先生によってかなり違いが出ます。
が、細かい評価は分かれたとしても、大体のラインというものが出来上がるのです👍🏻
審査中に私たちはどのような部分を聴いているのか、気になったので、点数をつけながら項目を挙げてみました。
①まずはテンポ関連、
曲のテンポ設定やリズム感、拍感
②メロディについては
フレーズのまとまり、息遣い、歌い回し、ルバートなど緩急のバランス
③和音について
和声進行についての理解や響きのバランス
④曲について
構成の理解度、曲自体の難易度
⑤作曲家
その作曲家らしい音色で弾けているか
時代背景についての理解度もこの辺りの項目ですかね
⑥音色
楽器、部屋の鳴らし方、音色の多彩さ
⑦芸術性
その子の将来性とも言えますかね。
その曲を好きで弾いていたり、何かを感じながら弾いている子は何かが伝わります。
挙げたらきりがなくなってきました。。。
①〜⑥までは私たち講師が大きく関わるもの、
⑦の芸術性はそれぞれの要素にちょっとずつ混ざっている感じになりますかね🤔
う〜ん…全然整理できないや…
これだけ項目があって、それぞれ先生によって重要視する部分が違えば、そりゃぁ審査に差が出ますよね。。。
やはり、コンクールは圧倒的に勝ちにいかないと結果には結びつきません😅
でも私、小さなうちから一から十まで手取り足取り教えて、作り込むということはしたくないのですよね。。
多少不恰好でも、その子が考えた形を実現してあげて、さりげなくアドバイスするくらいが理想かなと思っていたり。
上達までかなり時間がかかりますし、結果にもそう簡単には結びつきませんが、自分で考えなきゃ何の意味もないと思うのですよね⭐️
やらされている感を与えないようにやらせる、というギリギリラインをいつもねらってはいるつもりですがw
んぅ〜…人に教える、人を育てるというのは、とても興味深いことでもあり、恐ろしく難しいことですね🤔
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