先日、生徒のお母さんから一言
「手を丸くってそーゆーことだったんですね😳!🎹」
むしろその一言にこちらもビックリ🫢
子供たちはまだ骨格もしっかりしていないし、体重も軽いので、大きな音を出すためには関節の支えがとっっっても大切なのです。
指の形を見せながら、ここ(第一関節)ペコっと折らないでこんな形にするんだよ〜と
悪い例と良い例を真似させながら、生徒の手の形を直しておりました。
具体的にポイントを絞って
見せて
真似させて
修正
これ、本当に大切ですね。
+αで褒めたり励ましたりw
話を聞けない子には
長靴の形〜ゾウさんの鼻〜
シワシワでおじいちゃんになっちゃったかな〜
などなど色んな例えが必要です。
時には叱ってみたり?
子供たちの反応は千差万別
よーく観察しなきゃですね。
そして、少し成長した生徒たちには
ぜひ一つ、覚えておいてもらいたいことが。
「子供の時の指導、アドバイスは一生じゃない」ってこと
だって、皆んな骨の硬さもサイズも体重も全部違うでしょ。
弾く曲の難易度や必要な音色も違うのだから、音の出し方だって体の使い方だって違うのです。
大人になっても
子供の頃の「手を丸く」が絶対的ルールと思っている方が多かったり
気づいた頃には自由に動かないほど固まっていたり⛄️
柔らかい音を出す時は拳の骨を潰したりすることもあるのよ〜
(ちびっ子はそもそもフニャフニャだから真似しちゃダメだけどね)
って文字にすると、拳の骨潰すって怖いな。。。
…レッスン受けてる子はわかるよね!笑
crescendo(音を段々大きく)一つとっても
前に進んで攻撃的なcresc.
下に重厚感をプラスしていくcresc.
音が広がる脱力のcresc.
ペダルで響きをプラスするcresc.(←手はむしろdecrescendoだったり)
たっっくさん種類があるのです💡
その表現方法を増やすってことは
自分のパレットの絵の具を増やすってことなのです🎨
どこにどんな色を使うかは
先生のアドバイスを参考に
自分で決めたらいいのです❗️
ここ大事。
さ・ん・こ・う・に!
ただ、先生は皆んなよりいろんな経験をしている分判断力に長けているのだから、先生の意見は参考にしてねw
言葉に喩えたら、レッスンを受けるってことは
語彙力を増やしているイメージでしょうか。
最終的にどの言葉を選んで話すかは自分次第だし
そうして自分で選んだ言葉でないと、人には伝わらないよねってことと一緒だな。
選べるほどたくさんの音色、表現の仕方、楽器の使い方を盗んでもらいたいな☺️
搾り取ってもう盗むものないなと思ったら次へのステップアップ🐾
さらに専門的な先生を探す時期です。
そんな風に搾り取るものないって思われないために頑張るのが私役目ですが💪
クラシックは複雑な塗り絵をするにはもってこいの教材なので、そこで学んだものは必ずやポップスやジャズでも活用できますよ♪
皆んなの音の絵が素敵なものになりますように❣️
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